■コラム第1回 -耐水紙(1)-
こんにちは。松原商事のなかむらです。
コラムの初回となる今回は、出力メディアの耐水についての掲載です。数回にわたって掲載いたします。
初回から非常に難しいテーマになってしまいました。
耐水用紙は、測量・建築業界では、現場図面用として、看板業界では、ポスター用として、また、流通小売業界では、スーパーのPOP用としてなど、様々な使われ方をしております。
弊社のお客さまでは、「そんな使い方があったんだ!!」と驚くような使われ方もしています。
では、実際には、耐水用紙とはどんなものなのでしょうか?
あまりに大風呂敷を広げると、私自身もわけがわからなくなるので、設計・製図の出力向けの耐水用紙について掲載します。
耐水"用紙"と、表現しておりますが、大別すると、フィルム(マイラーフィルム)を素材にしているものと、紙を素材にしているものがあります。
当然のことながら、フィルム(マイラーフィルム)を素材にしている商品は、水に濡れても、素材自体は、全く問題ありません。
紙を素材にしている商品は、表面にコーティング加工をして、耐水性を持たせていますが、紙そのもの自体が、破れてしまう場合もあります。
さらに、出力をする機器によって、インクジェットプロッター用、コピー機・レーザープリンター出力用に分かれます。
(手書きは、どのタイプの用紙にも可能ですから、あえて分類に加えませんでした。)
大変大ざっぱですが、まとめると、
@ フィルム(マイラーフィルム)を素材にした、インクジェットプロッター出力用
A フィルム(マイラーフィルム)を素材にした、コピー機・レーザープリンター出力用
B 紙を素材にした、インクジェットプロッター出力用
C 紙を素材にした、コピー機・レーザープリンター出力用
と、なります。
それでは、次回は、それぞれにつきまして、実際の商品をご紹介いたします。
お楽しみに。。
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